水害防止の為の河川敷を利用した河川敷コース、山間部を切り開いた山岳コース、豊富な森林に恵まれた林間コース、丘陵台地にデザインされた丘陵コース、とその地形的特徴からゴルフ場は概ね4つの種類に分けることが出来ます。
距離がたっぷりと有りフェアウェイも広くフラットな林間コースの評価がどうしても高くなります。
よって林間コースを中心としたコース選びになりがちですが、元々ゴルフとは、そのホールのパーに挑戦するゲームであり、欧米ではパーが72無いコースはざらに有ります。
距離が短くアップダウンが多くトリッキーなコースでも、見方を変えればその地域の自然、風土、気候に溶け込んでいるとも言えるのです。山を強引に削って平らにしたコースが果たして本来のゴルフコースのあり方と言えるでしょうか。
山は山なのですから変化があって当たり前、ぐらいに考え林間コース以外のコースにも是非ご関心をお寄せいただきたいものです。
素晴らしい眺望、豪快な打ち下ろしは山岳コースでしか味わえない醍醐味です。